継続はトライアスリートなり!

弱小高校野球部の補欠がトライアスロンを無事完走するためのノウハウをご紹介!

理解しておきたい心拍ゾーンとは?

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先日は底負荷強度のトレーニング理論、マフェトン理論について解説しました。

gengorou1114.hatenablog.com

では、高負荷トレーニングや、その間の負荷のトレーニングにはどういった効果が期待されるのでしょうか?

 

それぞれ効果が変わってきて、これをご覧になっている方トレーニングに求めるベストな結果となるにはこの心拍ゾーンを把握しておくと良いと思います。

 

今回の記事では、この心拍数の値により変わってくる効果について解説しますので、是非最後までお付き合いください。

 

心拍ゾーンとは?

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先ほども書きましたが、心拍ゾーンとは、レーニング中の心拍数によって、鍛えられる効果が変わってくるということです。

 

上の画像を見ていただきたいのですが、それぞれ心拍数によって5段階に分かれています。ゾーン1からゾーン5まで分かれており、ゾーン5に向けて運動強度が高くなっていきます。つまり、キツいトレーニングとなっていくわけですね。

 

各ゾーンでの状態と効果をまとめるとこのようになります。

 

〇ゾーン1 

【状態】

リラックスした強度で息を切らさずに会話ができる
【効果】
有酸素能力の基礎作り・ビギナーの初期トレーニン

 

〇ゾーン2

【状態】
会話がきつい・快適さを感じる強度
【効果】
有酸素能力の向上・効果的な脂肪燃焼効果

 

〇ゾーン3 

【状態】
ややきつい強度・会話ができなくなってくる
【効果】
ラソンレーニングに適している・有酸素能力の更なる向上

 

〇ゾーン4 

【状態】
かなりきつい強度・息がかなりあがり余裕はない
【効果】
無酸素性能力の向上・乳酸耐性の向上

 

〇ゾーン5 

 【状態】
ほぼ全力・呼吸はかなりきつく全く余裕はない
【効果】
最大酸素摂取量の向上・速度・筋力の向上・上級者向けレベル

https://runtips.jp/110

 

 というように区分されます。

 ここを理解して意識しているかどうかで期待できるトレーニング効果が変わってくるということがご理解いただけると思います。

 

心拍数を意識せずにトレーニングを行っていると、本来鍛えたい部分から逸脱してしまう可能性のあるということです。

 

最大心拍数とは?

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その上でもう1つ理解しておきたいのが最大心拍数です。

 

これは計算方法があり、このような公式に当てはめて算出します。

 

220ー年齢=最大限心拍数

 

35歳の男性だと、220ー35=185というのが、この男性の最大心拍数となります。

 

これを各ゾーンに分けて上の画像のように算出しますと以下のような心拍数となります。

 

ゾーン1  92回~110回 

ゾーン2 110回~128回

ゾーン3 128回~146回

ゾーン4 146回~172回

ゾーン5 172回~最大心拍数

 

という区分分けになります。

こうしてまとめてみると簡単に思えますが、これをいざ実践してみようと思うとなかなか大変です。

 

例えば、ゾーン5での強度の高いトレーニングを行うとなると、運動強度を上げてもすぐに最大心拍数の90%とい数字まで上がるわけではありません。

 

レーニングを開始して3~4分程度経ったくらいに目標とする心拍数にたどり着きます。

 

この目標としている90%に到達する前にしんどくなって妥協してしまったりするものです。

 

100点満点は狙わない

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心構えとして認識しておきたいことは、100点満点を狙わないということです。

 

例えば、インターバル走で1000m✖5本、心拍数はゾーン5を設定したとします。

 

そして、3本目はやり切れず終わったとしても、2本は行えたのだからそこを自分で認めてあげることが大切です。

 

 

こういったトレーニング、私もかなり妥協率が高いです。

 

特に高い高負荷トレーニングを行う際は、体調が万全に整った日に行うのがベストです。

 

何曜日にする、この日に行う、と決めてしまっても必ずしもその日がベストコンディションとなるわけではありません。

 

例えば、前日に付き合いの飲み会がある、遅くまで残業していたなど、色々と都合がつかない時があるでしょう。

 

大切なことは、万全な状態でないのに無理して行って故障してしまうことです。

 

私はこのブログで再々書いていますが、パフォーマンスアップにとってもっとも大切なことはケガをしないことです。

 

そして、高負荷トレーニングが必ずしもベストトレーニングという訳ではないとも認識しておいてください。

 

今のあなたにとって、ベストな練習やトレーニングは何だろうか?

 

となると、先日のマフェトン理論でのトレーニングも十分に選択肢として入るのではないでしょうか?

 

今できる事をしっかりと行いましょう!

 

 

まとめ

今回の記事をまとめますと

・心拍ゾーンによりトレーニング効果が変わってくる。

・最大心拍数=220ー年齢によって算出される。

・高負荷トレーニングは身体的にも精神的にもきつく、満点は狙う必要なし

・もし行うとしたら、その日の体調万全であることを確認して行う

・大切なのはケガをしないこと

・今できる事をコツコツと継続する

 

ということになります。

今回の内容は以上となります。

 

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