トライアスロンのための肩甲骨トレーニング
今日は肩甲骨トレーニングについて解説します。
以前、記事の中にも肩甲骨周りの筋膜リリースについて触れていますが、今回は肩甲骨の柔軟性を高めるメリットについて深堀りしていきたいと思います。
トライアスロンにおいて、肩甲骨の動きはスイムだけでなく、バイクやランにも大きく影響してきます。
是非、最後までお付き合いください。
目次
肩甲骨とは
https://www.oimachi-seitai.com/the-inside-of-the-shoulder-blade-hurts
肩甲骨とは、上の画像のように、背面部から肋骨を覆っている、一対の三角形状をした大型の骨のことを言います。
肩甲骨は筋肉だけで支えていて、その種類はなんと34種類にもなって非常に複雑な構造になっています。
解剖学的に理解はさておき、体幹と繋がったいるからここの動きがスムーズにすると良いことあるよ!って感じで思っていただけると良いと思います!
ケガをしにくくなる
特にスポーツをしている人は、とにかく肩甲骨を動かしています。
先程言いましたが、肩甲骨の周りには、さまざまな筋肉があり、筋肉が多くあると言うことは疲労もたまりやすいと言う事にもなります。
疲労が日常的に蓄積してしまうと、柔軟性が落ちてしまうこともあり、可動範囲が狭くなったところに無理な動きを加えることでケガにつながる可能性が高くなってしまいます。
肩甲骨の柔軟性が落ちてしまうと肩甲骨につく筋肉の負担が大きくなり、肩関節のケガにもつながってきます。
ケガを防止するためにも肩甲骨を柔らかくすることが大事になんですね。
肩こり・首こりが解消される
肩甲骨が硬いことが肩こりや首こりに影響します。
肩の筋肉のひとつに僧帽筋という筋肉があって、僧帽筋は後頭骨~肩甲骨~背骨に付着していることから、肩甲骨が硬くなると肩こりや首こりの症状に影響します。
肩甲骨周辺の筋肉の柔軟性を高めることで、肩こりや首こりの症状が緩和されます。
肩こりを解消すると、肩回りの血流が良くなり、これが脳の血流にもいい影響が出るそうです。
脳の血流が良くなるということは、人間の本来の力を発揮しやすくなるということにもつながります。
これは、仕事をする上でも非常に重要なことと言えます。
こちらの本に非常に大切なことが記載されていました。
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参考までに添付します。
姿勢が改善されて代謝が上がる
肩甲骨を柔らかくして可動域を広げることができると、肩甲骨の周りの筋肉の活動量が増加することになりカラダの体謝がアップします。
筋肉量が多いということは、活性化させると代謝も上がるということなのですね。
肩甲骨、首回りには「褐色脂肪細胞」と言われるものがあります。
この褐色脂肪細胞は筋肉のような働きをして、脂肪細胞を燃焼して消費カロリーを増やす役割があるそうなのです。
褐色脂肪細胞は加齢とともに減少していくそうなので、しっかりとトレーニングを行い、褐色脂肪細胞を増やして代謝の良い身体を作りたいですね。
肩甲骨をしっかりと鍛えると、消費エネルギー量が増える為、結果的に痩せやすい状態になります。
肩甲骨の柔軟性を高めるマッサージのやり方
肩甲骨の大切さをお分かりいただけたでしょうか。
ここでは具体的な肩甲骨のトレーニングをご紹介します。
と言っても、文章で延々と描くよりも、非常に参考になる動画がありましたので添付させていただきます。
まとめ
この記事をまとめると、肩甲骨周りをしっかりと鍛えると…
- ケガしにくくなる
- 肩こり、首こりが改善する
- 脳に血流が増し集中力が上がる
- 代謝が上がり、痩せやすい身体になる
この記事が何かの参考になれば嬉しく思います。